乃南アサ著『雫の街 家裁調査官・庵原かのん』。

シリーズ第2弾。


北九州から川崎に異動となった庵原かのんは、少年事件ではなく家事事件を担当する事になった。

離婚や相続など、問題は多種多様だ。

プライベートでは、関東に戻れたことで、遠距離恋愛だったクリリンとついに結婚。

夫婦の暮らしは順調だが、姑がなかなかクセ強し。


「キツネ」「はなむけ」の2つの家事事件に涙が出そうになった。

子を思う親の気持ち。

決してそれは血の繋がりだけではない。


このシリーズ、すごく良いです。

どんどん書いてほしい。