篠田節子著『セカンドチャンス』。
長い介護の末、母親を見送った麻里。
51歳、独身。
健康診断ではひどい数値で、改善のために水泳を習うことにした。
コーチや仲間と日々頑張るうちに、大会へ出場することに!
最初は馴染めていなかった麻里が、だんだん引き締まった身体つきになり、少しずつ泳げるように。
町内会や親戚付き合い、自身の用事を優先する勇気が出てきて、後半生き生きとしてたのが良かった。
結末も爽やかでした。
私も何かしら運動しないといけないのかな?とは思ってるけど、なんせ運動が嫌いなので。
今は通勤の往復でも早歩きしてるから大丈夫かな。
水泳は嫌いだからきっとずっとやらないでしょう。
久しぶりの篠田さん、ライトな作品でしたがサラッと読めました。