小野寺史宜著「夜の側に立つ」。
22年前に高校で組んだバンドのメンバーが集まった宴で、親友壮介が湖で命を落とした。
一緒にボートに乗っていた了治は助かった。
現在と過去を行き来しながら語られる物語。
そして壮介の死の真相。
人は生きていく上で、何度か失敗する。
そして後悔もある。
誰にも言えない秘密もある。
一体どうしてあの場で違う言動がとれなかったのか…
そうすれば、今のこの状況は違っていたのではないか。
壮介は最期までやっぱり壮介だった。
そして、それで良かったのか、了治。
なんともやりきれない気持ちになりました。
これまで読んだ小野寺作品の中で、最も後味が悪かったです。