川上弘美著「森へ行きましょう」。
ブロ友ぺんたさんのおすすめ。
1966年の同じ日に生まれた留津とルツ。
パラレルワールドに生きる二人の女性は、いたかもしれないもうひとりの自分。
同じ日に同じ父母から生まれ、出会う友人や男性も一緒なのに、選び取った方向によって、少しずつ異なっていく世界。
ほんの僅かにズレただけの岐路の選択で人生は大きく変わる。
別の世界では、今の私とは全く違う人生を歩んでいる別の私が存在しているのだろうか?
不思議です。
でも、何だか面白い。
私自身は、23歳の頃、3つの分岐路に立たされた。
めちゃくちゃ悩んで、あのときは誰にも相談せずしっかり考え抜いて結局今の道を選んだけど。
Aを選んだ今の私。
Bの私は、自分の気持ちを貫いて笑顔でいてほしい。
Cの私は、きっと地元にいて、もしかしたら肝っ玉母さんになってるかも。
作中でルツが考える場面。
【選ぶということはなんて難しいことなのか。選ぶ。判断する。突き進む。後悔する。また選ぶ。判断する。生きている限り、あらゆる瞬間に選択の機会はやってくる。】
本当に日々私達は知らないうちに頑張ってる。
久しぶりの川上弘美さん、面白かったです。