彩瀬まる著「眠れない夜は体を脱いで」。

連作短編集。


外見でどんな人物像か判断されるが、本当の自分は違うと、違和感をもつ5人の物語。

彼らは「手の画像を見せて」という不思議なネット掲示板に辿り着く。


『小鳥の爪先』は、イケメン男子高校生が、周りからはイケメンはいいよな、という風に見られなかなか打ち解けることができず、悩んでいる。

付き合っている彼女の部活が終わるのを待つ間、図書館に通うようになり、先生にほのかな恋心を抱く。

このお話が一番好きでした。

数年前の模試の試験にも採用されたようです。


周囲から見た自分と本当の自分が全く同じではないですよね。

本当は違うのになぁ、でもきっと分かってもらえないだろうなぁ…なんて感じる事あります。


彩瀬さん、これで2冊読みました。

なんとなく不思議な魅力のある作風。

また他の本も読んでみたいです。