中山七里著「境界線」。

宮城県警シリーズ第二弾。


2018年、気仙沼市の海岸で女性の変死体が発見された。

身分証から、遺体は宮城県警捜査一課笘篠誠一郎の妻だったことが分かる。

しかし、笘篠の妻は、7年前の東日本大震災で津波によって流され行方不明のままだった。

現場へ向かい遺体と対面した笘篠だったが、それは妻ではなく全くの別人だった。

なぜこの女性は妻の名前で生活していたのか?

どうやって妻の名前を手に入れたのか?

捜査を続ける中、新たな事件がおこり、その2つの事件に共通点が見つかる。


今回も前作同様、辛い内容となっていました。

東日本大震災は家や人だけでなく、もっと違う大事な物も奪い去ってしまった…。

映像でしか知らない当時の状況を、目の前で見てしまったら、そして全てを失ってしまったら…。

私には何も語ることはできないと感じました。

この一冊、かなり重かったです。