瀬尾まいこ著「その扉をたたく音」。


大学卒業後定職につかず、親の仕送りで生きている宮路。

表向きはミュージシャンになることを目標としていた。 

ある時、老人ホームの演奏会に出演し、ギターをひいたものの、老人達の反応はかんばしくなかった。

最後に職員の渡部が披露したサックスの音色に心を奪われる。


なぜだか入所者に気に入られた宮路は、週に一回、頼まれた品物を持って行ったり、高齢男性にウクレレを指導したりと、少しずつ日々に張り合いがでてくる。


だけど、そこは老人ホーム。

現実を突きつけられるような出来事が宮路を悲しませる。


宮路と入所者達の交流にほのぼのとした気持ちになりました。

その分、別れは辛いですけどね。

そして、やっぱり渡部君に注目してしまいました。

渡部君、素敵な大人の男性に成長していました。

渡部君の好きな人ってあの人ですよね♡


「あと少し、もう少し」に関連する作品たち。

瀬尾さんらしい、悲しいんだけど、優しい作風。

良かったです。