新津きよみ著「彼女の命日」。
ブロ友さんがだいぶ前に紹介していた本。
35歳の会社員葉子は、帰宅途中に胸を刺され死亡した。
が、一年後別の女性の身体を借りてこの世に戻ってきた。
気になるのは遺してきた家族と、結婚の約束をしていた彼。
葉子は、次に眠りにつくまでの短い時間を有効に使おうとする。
そうやって、命日ごとに見知らぬ誰かの身体を借りてこの世に戻る葉子。
家族だけでなく、自分が一日だけ借りた身体の持ち主の事も気になる。
こんな不思議な事、実際にあるかどうかは別として、もしも自分ならと考えずにいられませんでした。
この世に戻りたい気もするけど、自分がいなくなった後の世界を見て余計に寂しくなるような気がします。
この小説の結末なのですが、多分そうだよね?
こういう形で次は戻ってくるのかな?という終わり方でした。
この形が、幸せなのか不幸なのか分かりませんが。
新津きよみさん、面白かったです。
他の作品も読んでみたいです。