寺地はるな著「今日のハチミツ、あしたの私」。
10代の頃、摂食障害だった碧は、ある時出会った女性からもらったハチミツで元気になる。
大人になった碧は、恋人の安西にプロポーズされ、アパートも解約し、仕事も辞めて、安西の実家へ行くのだが、安西の父親はとんでもない人間だった。
知り合いのいない土地で、ひょんな事から養蜂の仕事に携わる事になった碧の行き着いたところは…。
寺地さん、4冊目です。
少し前に「風の中のマリア」を読んでいたので、蜂の知識が頭に入っていたのはすごく役立ちました。
…が、こちらの小説、ずっとイライラしながら読みました。
この恋人の安西がクズ男で。
さらに安西の父親はもっとクズでした。
こんな奴らとは関わり合いにならずさっさと捨てればいいのに!って思ってしまいました。
そんな中でも光る寺地さんの言葉。
【誰だって傷つくし、誰だって弱い。けど誰でもみんな現実に向き合って生きてる。】
本当その通りだわ。
これまで読んだ寺地さんの中では、登場人物の安西一家にイラつきすぎたという理由で、あまり好きではない一冊となってしまいました![]()
でも、作中に出てくる蜂蜜料理の数々はすごく美味しそうでした。