伊吹有喜著「今はちょっと、ついてないだけ」。
かつてネイチャリング・フォトグラファーとして華々しい活躍をしていた立花浩樹。
しかしバブルが終焉し、社長の巻島の連帯保証人となっていた浩樹は、田舎に帰り、その借金を15年かけて完済した。
入院中だった母に頼まれ、同室の女性の写真を撮ってあげたことで、浩樹の人生が再び動き出す。
人生に疲れてどことなく諦めてるような中年の男達が、また頑張ろうとする再生の物語でした。
こういう話を書かせたら、伊吹さんは上手いなと思う。
最後に浩樹が母へあてたメッセージがすごく良かった。
私が母親なら…泣く、嬉しくて。
この作品、玉山鉄二さん主役で映画化されるようです。
脇を固める宮川役は音尾琢真さん。
すごくぴったりな感じがします。