町田そのこ著「コンビニ兄弟」。

「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」以来。

これ、私には重い内容だったので、本屋大賞受賞作は未だ読めず。


九州だけに展開するコンビニチェーンのテンダネス。

その門司港こがね村店の名物店長志波三彦は、フェロモンたっぷりのイケメンで、たくさんのファンがいる。

コンビニには、様々な悩みを持つ人々がやってきて、さり気なく手助けしてくれる店長や常連客の存在があって…


どのエピソードも良かったけど、好きだったのは「メランコリックないちごパフェ」。

中学生女子にありがちな、ストーリー。

クラスの人気者には従わざるをえない感じ。

逆らうとみんなに無視される。

なんとなく自身の中学時代にも心当たりがあるような…

私は心の中で、そういう人をジャイアンと呼んでましたけどね。

今で言うと、マウントをとるってことなのかな?


「偏屈じじいのやわらか玉子雑炊」も良かった。

定年後、友人も趣味もなく、妻は毎日やりたいことをやって、一人寂しい老人と、親が多忙でいつも一人の小学生との交流。


読んでいて、とても温かい気持ちになりました。

こんなコンビニ実際にあればいいのに!

続編ありそうな終わり方だったので、楽しみに待ちたいと思います。