太田愛著「幻夏」。
初読みの作家さん。
ブロ友さんのレビューで気になっていました。
夏休みが終ったある日、一人の少年が忽然と姿を消した。
少年が最後に目撃された河原には、あるマークが刻まれた流木があった。
23年後、少年の母親から、鑓水の事務所に息子の行方を探してほしいとの依頼がある。
鑓水とバイトの修司、そして警察官の相馬は、別の事件で発見されたあの夏と同じマークを手がかりに真相に迫る。
司法の矛盾により狂わされた家族。
警察という組織…間違ったことでも筋書き通りに突き進んでしまう縦社会の危うさ。
たった12歳の少年が、母と弟を守ろうととった行動が、あまりにも悲しすぎた。
過酷な環境で育った子は、精神的に大人にならざるをえない。
分厚い本でしたが、先が気になり一気読み。
久しぶりに無我夢中で読みました。
この本の登場人物、鑓水・修司・相馬の3人でシリーズがあるようです。
本書は二作目のようです。
シリーズ一作目を読んでみたいと思います。
そうすれば、修司に何があったのか分かるかな。