寺地はるな著「大人は泣かないと思っていた」。
九州のとある田舎町に住む、農協職員時田翼は、父と二人暮らし。
趣味は休日のお菓子作り。
ある時、庭の柚子が盗まれている事を父から告げられ、犯人を捕まえる。
犯人は意外な人物。
翼はなぜかその柚子泥棒を放っておけなくなり、何かと会ってしまう。
そんな翼を気にしている職場の同僚がいたり、離婚して出ていった母の人生だったり…
頷いてしまった翼の母親の言葉。
【なにもかもうまくいく場所などどこにもない。どの場所で咲くことを選んでも、良いことと悪いことの総量は同じなのかもしれない。生まれてから死ぬまでの時間で均してみれば。】
全くその通りだなと常々感じています。
寺地さんの本はこれで3冊読みましたが、優しさにフワッと包まれるようで、とてもいいなと思います。
こちらの本は集英社文庫ナツイチフェアで購入。

マグネットタイプのしおりがもらえます。
