垣谷美雨著「農ガール、農ライフ」。
派遣の契約を切られた久美子は、同棲相手から別れをつげられ、職も住居も何もかも失ってしまう。
そんな時にたまたまテレビで、農業を楽しくやっている女性を見て、一念発起する。
アルバイトしながら農業大学校で学び、いざ自分の力で始めようとするのだが壁にぶち当たる。
田舎の遊ばせている田畑を、どこの馬の骨とも分からない者に貸してもらえない。
しかし、真面目に働く久美子を見て、手を差し伸べてくれる人もいた。
田舎特有の嫌な部分がしっかり描かれていました。
私は田舎出身なので、その様子が手にとるように分かります。
よそ者はなかなか受け入れられない。
見ていないようで、実はしっかりその言動を見ている。
垣谷さんの本は、どれも安定の面白さ。
少し上手く行き過ぎなとこもあるけど、みんなが幸せになる結末でした。