小野寺史宜著「ライフ」。
井川幹太、27歳、コンビニ店員、筧ハイツの住人。
大学進学と同時に筧ハイツ入居。
一旦は、大手製パン会社へ就職するも退職。
自分が何をやりたいのか見いだせずにいた。
筧ハイツやコンビニの同僚との触れ合いを通して、亡くなった父に思いを馳せ、自身のやりたいことが見えてくる。
何気ない日常を描いてあるだけなのに、なぜか惹きつけられてしまいました。
主人公の幹太は、最後は自分が何をしたいのか見つかり希望がもてました。
「まち」の登場人物も出てきて、楽しく読めました。
作中、幹太が突然顎付近の痛みに七転八倒する場面がありました。
唾石といって、唾液腺に石ができてしまうのですが、実は私も20代初めに同じ病気になりました。
とにかく酸っぱいものを食べるよう言われ、処方されたビタミンCの顆粒と、梅干しを食べ、ある日、小さな石が口の中から出てきて治りました。
すっかり忘れていたけど、久しぶりに思い出しました。