小川糸著「ツバキ文具店」。
糸さんの初期の作品は数冊読んでいたけど、だんだん人気者になってしまい、最近はすっかりご無沙汰でした。
ブロ友さんが記事にされていて、読んでみたくなりました。

鎌倉で文具店を営む雨宮鳩子。
先代である祖母が亡くなり今は後を継ぎ、代書屋をしている。

借金のお断り、友人への絶縁状、天国からの手紙などなど…。

そして仲違いしたまま亡くなった祖母への想いにも変化が…。

あ~とっても好きな感じの小説でした。
鳩子が使う文房具の数々にうっとり…
手紙を書くのが好きな私だけど、最近はLINEばっかり。
レターセットを選んだり、切手を選んだり、ウキウキします。

小説の中で特に好きだったのは、亡くなった夫からの手紙を待っているお婆ちゃんの話。
素敵だなぁ✨

続編も予約済み。
楽しみです。

全てのページの片隅に絵がかいてあり、パラパラ漫画に!
すっごくかわいい。