原田マハ著「本日は、お日柄もよく」。
幼なじみの厚志の披露宴に出席していたこと葉は、来客の祝辞に退屈しきっていた。
そんなとき、厚志の知人と言う久遠久美の笑いあり涙ありの素晴らしい祝辞に感銘を受ける。
彼女は伝説のスピーチライターだった。
会社の同僚の披露宴で祝辞を頼まれていたこと葉は、久遠久美に弟子入りする。

久美と出会ったことで、こと葉に転機が訪れ、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢され…!

普通のOLだった女性があっという間にスピーチライターになってしまうという小説でした。
実は私も親友の披露宴で祝辞を頼まれた事があります。
緊張しまくって、いったい何を話したかほとんど覚えていません。
あの頃、こんな本を読んでいたらきっと助けられただろうなと思います。
スピーチにはコツがあるんだなぁ。

印象に残った言葉。
『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している』
言葉の持つ力ってすごい!
こんなにも人を感動させ、勇気を与えるんだと改めて感じました。
こういう小説を書ける作家さんも凄いですね。