伊坂幸太郎著「逆ソクラテス」。
短編集。

本書の主人公達は小学生。
はじめからその子の人格を決めつけるような教師。
やる気がなく、生徒にもバカにされる新米教師。
穏やかで信頼できる教師。
怒鳴り散らして威圧する教師。

子供の頃は、そんな教師が担任になっても、何か行動をおこそうなんて考えもしないが、ここに描かれている小学生たちは立ち向かっていく。

私が小学生の頃は、教師の暴力なんて当たり前の時代でした。
殴れば大人しくなるから…なのかな?
一人が悪さをすると連帯責任という名目で殴られた事もあったな。
「殴ってる先生も痛いんだぞ!」って言ってたよね。
じゃやめろよ、怒鳴りながら自分の感情を抑えられずにヒートアップしてるだけじゃん。
↑こう言えたらどれだけスッキリしたか?
伊坂さんは私と同世代なので、ご自身の経験も生かして書いてるのかな?と思いました。

短編集で、しかも小学生が主人公と言うことで、あまり期待せずに読んだけど、間違っていました。
とても良かった!
すごく勇気が出た。
若い子にぜひ読んでほしい一冊です。

そしてラストはやっぱりさすがの伊坂幸太郎さんでした。