京極夏彦著「地獄の楽しみ方」。
ブロ友さんが紹介していて気になっていた本。
講談社が現役高校生を対象に、著名人から特別授業を受け、それが書籍となったもの。
言葉は人類最大の発明であるが、不完全なものでもある。
自分の思っていることを、相手に伝わるように細かく表現できる人がどれだけいるだろう?
私達が未成年だった頃は、スマホもパソコンもなく、固定電話か手紙でやりとりしていました。
手紙の場合、投函する前に読み直して訂正する事ができます。
でも、SNSなどのツールだと、深く考えずにポチッとおすだけで一瞬にしてひろまってしまい、取り消すことは難しい。
こちらの伝えたい事と、受けとる側の解釈はずれていることもある。
言葉には気を付けなくてはいけないなぁと、今更ながら感じました。
京極さんは、嫌いなことをやらなくて済むように努力しろと言っています。
その為に語彙を増やし、それを使いこなすわざを身につけること。
それを駆使して、自分のやりたくないことをできるだけやらずに済ませる。
すごく納得。
だから、本は読まないよりは読んだ方がいいに決まってる。
何気に読んだと思っていても、自分の頭の引き出しに残っている本から得た知識が役立ったこと、何度もあります。
この特別授業、テレビでやってくれないかなぁ。
息子に見せたい。
これから地獄(社会)に出ていく若い世代の参考になると思いました。