井上荒野著「リストランテ アモーレ」。
井上荒野さん、以前「キャベツ炒めに捧ぐ」「ベーコン」「切羽へ」など他にも何冊か読んだことがあり、気になっている作家さん。
ここ数年すっかり忘れていて、急に思い出して調べてみたら、たくさん本を出されていて、とりあえず借りてみた一冊。
リストランテアモーレは、シェフが杏二で、姉の偲がその他もろもろ引き受けていて、姉弟で切り盛りしているイタリア料理のお店。
明らかに杏二目当てに訪れる女性たち。
気に入った女性をつまみ食いする杏二。
たまに電話で言葉を交わすMの存在。
そして偲の恋。
11章から構成されていて、それがとてもユニーク。
例えば、
【本日のメニュー1】
プンタレッラのサラダ
カリフラワーの赤ワイン煮
蛙のフリット
猪のラグーのパスタと白トリュフ
仔牛のカツレツ
カスタニャッチォ
罵る女
といった感じ。
なかなか面白かったし、近くにあったら食べに行きたいお店でした。