葉真中顕著「ロスト・ケア」。
葉真中さんの作品、これは絶対読んでおかなくてはいけなあと思いつつ、今ごろになってしまった。

ある介護ケアセンターの管轄内での、老人の自宅での死亡率が突出していたことに、検察官の大友は疑惑を抱く。

そして、43人もの人間を殺害した「彼」は、素直に罪を認める。
「彼」の真の目的は?

途中まで、想像していた犯人像が違っていて、とても驚きました。
また、介護の問題が、とても重かった。
そう、私達はみんな知っている。
この国の制度が行き詰まりつつあることを。
もうすぐ団塊の世代が介護を必要とする年齢になることを。
少子高齢化…誰が介護するのか、できるのか?
他人事ではすまされず。
だけど、その時々で自分にできることを選びながらやるしかなくて。
かなり暗い気持ちになりました。