葉真中顕著「Blue」。
平成の始まりの日に生まれ、終わりの日に死んだ無戸籍のブルー。
一家四人+一人惨殺事件。
ブルーはどうやって生きてきたのか…
何を考えていたのか…
そして一家惨殺事件の真相は?
格差社会、虐待、貧困、外国人労働者など、今の日本の問題が描かれていて、とても重い内容でした。
だけど先が気になりどんどん読んでしまいました。
実際にたびたび子供虐待のニュースを目にするけど、きっと問題化されてるのはほんの一握りで、目に見えないところではたくさんの見えない叫びがあるんだろうな。
外国人労働者の問題にしてもしかり。
ここ数年で本当に増えた。
私がよく利用するコンビニの店員はベトナム人だと思うけど、日本語もよく理解してるし、作業も早くて確実。
こういう人ばかりではなく、きっと時給300円程度で搾取されている人たちもどこかにいて…
この作家さんの作品はこれで二冊目だけど、濃いなぁ。
読後感なんとも表現のしようがない。