知念実希人著「崩れる脳を抱きしめて」。
研修医の碓井蒼馬は、神奈川県葉山の富裕層向け療養型病院で、弓狩環の担当になる。
彼女は手術不可能な脳腫瘍だった。
身内のない弓狩環は、個室でいつも絵を描いて過ごしていた。
そんな弓狩環と医者として接していく中で、少しずつ彼女に患者以外の気持ちをもちはじめる碓井。
だが、研修期間が修了し、彼女に想いを伝えられないまま、広島の病院へ戻ることになる。

しばらくして弁護士が訪ねてきて、弓狩環が亡くなったことを知らされた碓井。
あまりに不自然な状況に疑問を抱き、ふたたび葉山を訪れ…

物語が二転三転し、最終的に全ての伏線が回収されます。
後半は一気読みでした。
ベースにあるのは恋愛ですが、そこにミステリー要素も絡み合っていました。
まぁ、恋愛に関しては、そううまくいくわけないじゃんと思いましたが、それ以外はなかなか面白い展開でした。