知念実希人著「祈りのカルテ」。
研修医の諏訪野良太は、様々な科を回り、最終的にどの科に進むか決めなければいけない。
だが、どの科も一筋縄ではいかない。
定期的に睡眠薬を大量に服用し運びこまれる女性。
ひどい火傷を負い入院したものの、あきらかに悪化している女性。
喘息の発作で入院したものの、薬でコントロールされているはずなのに、病院内でも発作をおこす少女。
その謎を諏訪野が解き明かしていく。
そして最終的に諏訪野が選んだ科は…。

「ひとつむぎの手」にも出てくる諏訪野先生。
人当たりもよく、患者一人一人に寄り添う姿は、理想の医者です。
このひとつ前に、読後感モヤモヤとしていたので、医療小説でありながらも本書はほっこりとしました。
しばらく知念さん、はまりそうです。