北川恵海著「ちょっと今から仕事やめてくる」。
ブロ友のわぐまさんのおすすめ。

パワハラや長時間労働のブラック企業に勤める隆は、心身共に疲れはて、フラフラと線路に飛び込もうとする。
そこを「ヤマモト」に助けられる。
彼は小学校時代の友人だと言う。
それから二人は連絡先を交換し、頻繁に会うようになる。
「ヤマモト」はいつも隆を明るく励ましてくれ、隆も生き生きと仕事に向き合うようになり、少しずつ、その成果もみられるようになってきた。
しかし、会社の先輩の裏切りで、またしてもドン底に突き落とされてしまう。

そんな隆に「ヤマモト」は転職をすすめる。
今の会社じゃなくてもいいだろうと。
大切なのは自分の人生。
そしてある時、「ヤマモト」が同級生ではないと気付いた隆。
「ヤマモト」の隠された悲しい事実を知り、何故自分にこうまで寄り添ってくれたのか理解する。
仕事を辞める決心をし、パワハラ上司に、思いの丈をぶつけ、すっきりした隆の前から「ヤマモト」は消えた。

とても読みやすく、数時間で読み終えました。
法改正などされて、働き方改革だなんだ言われていても、ブラック企業はありますよね。
昔のように転職は珍しくないし、企業が倒産する可能性だってある。
難しい世の中だなと思います。

この作品、福士蒼汰さんと工藤阿須加さんで映画化されているようです。
続編も読んでみたいと思います。