唯川恵著「100万回の言い訳」。
士郎と結子は結婚して7年の子なし。
お互い働いている。
ある時、マンションの上階が火事をおこし、二人の部屋が水浸しになってしまう。
修理の間、士郎は会社の独身寮に、結子は実家でそれぞれ暮らすことになった。
別居生活は思ったより快適だった。

士郎は、マンションの隣の人妻と、結子は会社の年下の男と不倫に走る。
士郎は思う。
子供もいないし、結子は経済的に自立している。
それなのに、なぜ俺たちは別れないのだろう?
結子もまた考えていた。
この人と恋人になりたいと思い、恋人になったら夫婦になりたいと思った。
夫婦になった今、次にどんな関係になればいいのかわからない。
夫婦になったら、離婚しない限り、一生、夫婦でいるしかないのだろうか。
結局また一緒に生活する事を決めた二人。

夫婦って、その当人達にしか分からない様々な事がありますね。
他人なのに一番一緒にいる。
不思議ですね。
90年代にたくさん読んでいた唯川恵さん。
久しぶりに読んでみたら、なかなか面白かったです。