東山彰良著「僕が殺した人と僕を殺した人」。
少しだけ「流」との繋がりもあるけど、続編ではないそうです。

舞台は1984年の台湾と2015年のアメリカ。
二つの舞台が交互に描かれている。
2015年、アメリカで起きた連続殺人事件の犯人であるサックマンが逮捕される。
そして、彼の弁護をすることになった弁護士は、サックマンの正体を知っていた。
サックマンは子供時代を過ごした、台湾での、あの仲間だったのだ。

なぜサックマンは殺人を犯してしまったのか。
あの頃、自分を救うためにみんなで計画し、実行しようとしたことが、思わぬ事態へとなってしまった。
それがきっかけではないのか…

読み始めたら止まらなくなりました。
前半で予想していたことが、後半で裏切られ、とても驚きショックでした。
絶望の中にある友情…寂しさ。
「スタンドバイミー」的な読後感。