二宮敦人著「最後の医者は桜を見上げて君を想う」
ブロ友わぐまさんの昨年のおすすめです。
武蔵野七十字病院の副院長の福原は、出来うる限りの手術や治療を施し、最後まで奇跡を信じるバリバリの外科医。
対して、死神と呼ばれる桐子は、どうあがいても治る見込みのない患者に、ただ延命するだけの苦しい治療をやめて、「死」と向き合うことを説く。
その二人を仲裁する、音山。
三人は同じ医大出身の同期である。
この作品は、「とある会社員の死」「とある大学生の死」「とある医者の死」と、三人の死が描かれています。
例えば、病気になり、手術をして再発する割合。
再発して副作用の強い薬での治療をして、それでも再発する割合。
いったいどこまで治療を続ければよいのか、そして、本当に完治するのか…
自分だったらどうするだろうと真剣に考えさせられました。
もちろん、その時の状況にもよります。
子供が幼ければ、延命を望むでしょうし。
今ならどうするのか…本当に難しい。
そして、この本を読むと、死がとてもこわい。
特に「とある大学生の死」は、泣きながら読みました。
続編も図書館で予約しました。
映画化もされるようですが、まだキャストは発表されていません。
原作を崩してしまうような、ヘタな役者さんには演じてほしくないな~