西加奈子著「サラバ!」
直木賞受賞作です。
図書館の待ち人数は気が遠くなるほどでしたが、文庫化されたので早めにまわってきました。

父の赴任先イランで産まれた、圷歩(アクツアユム)の物語。
まるで僧侶のような雰囲気の父、美しいけれど自己主張の強い母、常識なんて当てはまらない風変りな姉。
イランから大阪へ、大阪からエジプトへ…
両親の離婚とそこに隠されていた秘密。

長い長い物語でした。
前半は軽く読めたのに、後半は歩の生き方が、読んでいて苦しくなりました。
「サラバ!」に込められた思いは、なんとなくわかるような気がしました。

長かったけど、一気に読めた作品でした。