小森陽一著「オズの世界」
ディズニーランドにあこがれて、いつかそこで働くことを夢見ていた久瑠美。
夢は破れてホテルへの就職を決める。
だが、配属先は熊本にある、系列の遊園地。
その地に降り立った久瑠美は、東京とのあまりの違いに呆然とする。
その遊園地は閑散としていて、ディズニーランドとは比べようもない。
こんなところで何をすればよいのか…
GWや夏の花火大会などのイベントを通して、少しずつ久瑠美は変わっていきます。
そして1年後…東京のホテルへ辞令が出ます。
東京に戻って一生懸命働く久瑠美に、またまた思わぬことが…
この作品の舞台の遊園地は、私の地元にある遊園地です。
小さい頃は何度か遊びに行きましたので、風景を思い浮かべながら読めました。
新入社員のドキドキ感や、田舎にとばされた失望感、そして恋。
読後感もとても爽やかでした。
ここのところ、ブログにupしてないものも含めて、警察小説が続いていたので、良い息抜きになりました。
作家の小森陽一さん、初めて読みましたが、「海猿」を書いた人でした。