薬丸岳著「友罪」
ジャーナリストを目指していた益田は、挫折し職を求めて、独身寮のあるステンレス加工会社へ入社する。
同じ日に入社した鈴木は、陰のある男で、寮の誰とも打ち解けようとしない。
だが、ふとしたことをきっかけに二人は仲良くなり、それをきっかけに鈴木は他の者とも話すようになっていく。
そんなある日、鈴木の部屋で、彼の子供の頃の写真を見かけて、既視感にとらわれる。
鈴木の言動や、写真などにより、だんだんとパズルができあがっていき、14年前におきた凶悪少年犯罪の犯人であることに思い至ります。
自分の間近に、重大な罪を犯した人がいたら…それが友人だったり恋人だったり、職場の同僚だったら、どうするのか。
とても重い内容でした。
薬丸岳さんの作品は、毎回とても考えさせられます。