村山早紀著「桜風堂ものがたり」
今年の本屋大賞5位の作品です。
百貨店内の本屋で働く月原一整が主人公。
ある万引き事件が引き金になり、騒動を収めるために退職します。
その後、日ごろからネットで交流のあった、とある田舎町の書店を手伝うことに。
一整が百貨店内の本屋を辞める直前に、手掛けたいと思っていた本を、元同僚たちが様々な方法で宣伝していき、奇跡をおこします。
本屋さんの細かな仕事部分も詳細に描かれていて、本好きとしては興味津々でした。
そして、この作品の登場人物が、みんなとってもあったかい。
読み進めていくうちに、自然と涙がこぼれてくるような、そんな作品でした。
この作家さん、初めてでしたので、調べてみたら児童文学では有名な方だったんですね。
そして、何より驚いたのは、大学の先輩だったということ。
もちろん年齢が違うので在学中は存じ上げませんが、児童文学の作家さんということは、おそらく、あの教授のゼミだったのでは?なんて思ったりして、とっても近しく感じたのでした。
この作品に出てくる「風早」という街は、もしかしたら長崎のあの街をモデルにしてるのではとも思いました。
続編も期待しつつ、他の作品も読んでみようと思います。