森沢明夫著「きらきら眼鏡」。
ブロ友わぐまさんのおすすめ本。
実はこの作家さん、初めてです。
以前、ほかの作品をわぐまさんにおすすめしてもらったのだけど、予約待ち人数がすごくて断念。
本書はすぐ借りれたので読んでみました。

愛猫ペロを亡くして、喪失感の中にいる主人公明海(男性)が、いつも行く古本屋で、『死を輝かせる生き方』という本に出合う。
本の中に名刺がはさんであり、文章には赤線が引いてある。
《自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように自分が生きるしかない。他に何ができる?》
そうして、名刺の人物へメールで連絡をとり、そこから明海のめまぐるしい季節が始まります。

ひとつひとつの出来事はとっても悲しく、辛いのに暗い雰囲気のない作品でした。
そして、全体を通して、なんだか、のんびりとしたまったりとした、心が落ち着くような感じがして。
あったかい気持ちにさせてくれる作品。

なかなか好きな作風でしたので、他の作品も読んでみようと思います。