宮下奈都著「羊と鋼の森」。
高校生の戸村が、体育館のピアノを調律する場面に出くわして、調律師を目指す事になります。
専門学校を卒業し、調律師として歩み始めますが、自分は才能がないのでは…と、何度も悩み立ち止まりながら成長していく物語でした。
この作品自体、最初から最後まで盛り上がりもなく、ただただ静かな世界の中で語られていきます。
私はこういう雰囲気の作品が好きですが、本屋大賞受賞作としては少し物足りない感じがしました。
ところで、本つながりで、今年のノーベル文学賞の話ですが、ボブディランびっくりでした。
ハルキストとしては残念な気持ちもあります。
ですが、そもそも彼の文体やニュアンスは日本語だから伝わるものがあって、外国語に訳したらその魅力を伝えるのは難しいのではないかな…
きっとご本人も、毎年の大騒ぎに嫌気がさしているのでは…
でも、ボブディランの音楽は春樹さんや、伊坂幸太郎さんの作品にも出てくるし、影響力あるんですね~