5年前のあの日、まだ専業主婦だった私は、自宅にいました。
夫から「仙台で地震があったらしい」とメールがきて、またか…4か5くらいかな?と、TVをつけました。
そこには逆流する川の様子が映し出されていました。
どうしよう…どうしよう…
携帯がつながらなくなる前に、大切な友人数人にすぐメールを送りました。
一人からはその日の夜に、近くの小学校に避難してるからと返信が。
でも、他の友人とはなかなか連絡がつきませんでした。
そのうち、当事、小学生だった息子が帰宅。
映像をみて、Y君は大丈夫かな?ととってもショックを受けていました。
数日後、みんな無事だと分かりホッとしましたが、あまりにも大きすぎる被害に涙がとまりません。
私の携帯にたくさんの知り合いからメールがきました。
九州に戻ってきていてよかったと。
もしまだ仙台に住んでいたなら、心配でたまらなかったと。
でも、私はしばらくは、自分だけが逃れたような、そんな後ろめたい気持ちでいっぱいでした。
大好きな仙台。
あの海沿いのほっき飯の美味しいお寿司屋さん、イチゴ狩りに行った農園。
跡形もなくなってしまいました。
突然、家族や友人を奪われる…こんなに辛い事はありません。
ただただ、被害を受けた人たちが、少しでも穏やかに過ごしていける事を願うのみです。