「桃栗3年、柿8年、柚子の大バカ13年(こちら諸説あり)」
小さい頃、母に教えてもらった言葉はたくさんあるが、そのうちの1つである。
結婚して、柚子の樹を庭に植えたが、ちっとも実を付けない。10年を過ぎたころから毎年気になり始めた。だってね、植樹した時、既に1mはあったから、それまでにも数年は経っているはず。そう考えると、優に13年は、超えているんじゃないかと思って。せめて2個ぐらいでもなってくれれば、冬至の柚子湯が間に合うのだけれど。買うとなると、それなりの値段がついている。
で、又、トゲの痛いこと、これは、凶器と言える。何もそこまで自己防御しなくても、と思う。もっとおいしい果実は他にたくさんある。実もなっていないじゃないの!
1つ役に立ったことはあった。子ども達が小学生だったころの夏休み、自由研究でお世話になったのだ。アゲハチョウが卵を産み付ける。ちょっと探せばすぐに幼虫が見つかる。虫かごで育てて、チョウになって放つときには、私でさえも感動だ。が、そんな時もあっという間に過ぎ、再び柚子は大バカに戻る。
ちょっとわかりにくいでしょうか?
アオムシちゃん![]()
これから広い世界に出るんだよ![]()
さて、この言葉には忘れられない思い出がある。多感な高校時代のことだった。クラスでなぞなぞが流行っていた。ある日、1人の男子が持ってきた。男子同士でコソコソやっていたが、そんなときの私の耳はすごい能力を発揮する。
「1人目の男が女の腿を舐めました。2人目の男は女のクリを舐めました。3人目の男は何もせず、自らカキました。どの男が罪が一番重いでしょう?」
正解は「モモクリ3年カキ8年の懲役」ってことで3番目の男なんだけど、私の頭の中に強烈にインプットされ、生涯忘れられない言葉になったことは間違いないよ。
今では柚子もおりこうさんとなり、毎年実を付けています。

