私には一つだけ健康食品?で継続しているものがある。『ハイゲンキ』という玄米酵素だ。
以前、着付け教室に通ったことがあった。その時に知り合った10歳以上年上の女性が、
「beachan、これ、身体にいいわよ」
と言ってくださった。
大体から、こういうものをすぐに信じて飛びつく私ではない。が、その方のお人柄だったのか、私はその人が先輩とかお姉さんのようで、大好きだった。何事にも前向きで、優しくて。何しろお元気だ。
「近所に高尾山があってね、ちょっと時間があると山頂まで往復してくるの」
えっ?高尾山は登山ですよ、私にとっては。それを「山頂まで往復」って、斬新な表現だと思うと同時に彼女の溌溂さが垣間見えた。でも決してでしゃばることなく、皆さんに笑顔を届けるような方だった。
その後、お話の機会が増えるにつれ、驚くことも増えた。富士山の裾野を何日かかけて一周するとか。サイクリングで北海道を回るとか。まず、北海道の自転車屋さんに組み立て自転車を事前に送るんですって。そして、走れる状態にしてもらい、東京からそこに行き、自転車で北海道を走り、帰りはそのまま東京に戻るらしい。そうして、既に道内を何周かしているみたい。そうした拠点となる自転車屋さんを彼女は何件かお持ちなのだ。私にはとても考えられない。とにかく彼女はアクティブだ。
その人からってことで私はちょっと食べて(飲んで?)みようと思った。
結果、何が良かったって、長年の口内炎ができなくなった。これは、ビタミンB不足とか言われ、過去には有名なアレ(BB)も飲みました。でも私にとっては、なんの効果も無しでした。
そして、風邪もひかなくなったかな?
声を大にして言いますが、これは個人差があるし、実際、販売元はそういった効能を一切うたってはいません。サプリでも健康食品の類いでもないのです。あくまでも「食品」です。
私は今では、年に数回、
「あれっ?久々に口内炎ができた」
というほどになった。小さいものがちょこんと。以前は小さいもの同士がいくつか一緒になっちゃっておっきなモノ、月のクレーターのようにまでなった。
夫もこういうものに興味もなく、数年が経った。私だって興味はなかったけど、縁とは不思議だ。この私が試してみようかな?と思ったのだから。そして、夫が食事の際に
「自分の歯で口の内側を噛んだ」
ということが増え、
「歳のせいで、肉がたるんできた」
と笑っていたが、ハイゲンキを勧めてみた。すると、治りが速いという。息子や娘家族にも勧めたところ、効果を感じたようだ。
そうして皆、口内炎ができそうなときやできた時だけ
「ハイゲン(ハイゲンキを略してハイゲンです)ちょうだい」
と私に求めてくる。そんな時の私は
「どうぞ~。勝手にとって~」
と得意げな顔をしているのだろう。
最初に教えてくださった女性は、
「お通じにいいわよ」
と言っていたけれど、私はそちらはあまり感じない。人それぞれなんだなあ。ということで再度言いますが、効能は人それぞれです!
先日、高校時代の部活食事会があった。先輩女性が声をかけてくれた。
「beachan、久しぶりね。口内炎はその後どう?」
その先輩は結婚して東京を離れ、私がお会いするのは卒業以来だ。
それにしても約半世紀ぶりにお会いして、第一声がそれですか!?高校時代、よほど毎日
「痛い痛い」
言ってたんだろうな。

