20110515_カタルーニャ音楽堂でコンサート
夕方、カタルーニャ音楽堂へ行きました
世界遺産です
だけど、周りの建物が近すぎて、全体が観賞できないのです
毎回、残念に思います
上部の、美しいモザイク装飾など、遠くから眺めてみたいなぁ
↓ガイドブックの写真を見ると ( BARCELONA MODERNISTA より拝借 )
お義母さんがずっと訪れたかったカタルーニャ音楽堂
ようやく来れました
見学ツアーもいいけれど、今回はコンサートを聞きながら
内部を観賞することにしました
選んだのジャンルは、クラシック
ジャズやポップス、フラメンコ、様々なジャンルのコンサートが開催されていますが
夫と私は、あの内装だったらやっぱりクラシックがよいなと思い選びました
少し早めについたので、バールでピンチョスを摘まむことに
屋外にもバールがありますが
やっぱり、中がいいでしょう
ガラスの向こう側からは、写真撮影禁止です
警備のおじさんが 「 ココからなら写真大丈夫 」 とのことで(?)
ガラス越しに、バールの一部を撮ってみましたが
とてもステキな装飾です
こんなところで私も働いてみたい
毎日優雅な気持ちで働けそうだし
第一ここのピンチョス、セルフサービスなのです
接客も簡単そうだし、是非!(笑)
内部は写真撮影禁止なので
ガイドブック ” BARCELONA MODERNISTA ” と絵葉書より
内部を少しご紹介
とにかくカラフルで、ゴージャスです
大ホール
天井のステンドグラス
さて、コンサートは19時から約2時間
今回は、ウクライナの管弦楽団による演奏でした
馴染みのある曲が殆どで、聴きやすかった
後半は、ヴィヴァルディの四季
全部通しで聴いたのは、随分久しぶりでした
私は、どうも夏が、夏っぽくないなぁと毎回思ってしまいます
日本で夏と言えば
井上陽水の 『 少年時代 』 みたいな感じだもの ( 違う? )
夫は、冬が冬っぽくないって
きっと日本の冬のイメージとは違うんだよね
2人とも、ド素人観賞で勝手なことを言っていました(笑)
会場に到着すると
観客がみんな、パシパシ写真を撮っていました
フラッシュたいて、パシャ!パシャ!って
あまりに普通に撮っていて、驚いた
係員さんに 「 ココ、写真撮影禁止だよね 」 と尋ねると
「 本来そうなのだけど・・・でも・・・ 」 と苦笑い
あ、そこで苦笑いなの?それでいいの?
そんなもんなんだ。ふ~ん
それでいいのか?スペインよ
観客は、割と地元の人が多かったのですが
今回は、聴きやすいコンサートだったせいか
慣れていない?お客さんが多かったようでした
ジーンズとか、ビーチサンダルとか、ラフな格好の人も多く
リセウ劇場の良い席でもジーンズで来る人がいるらしいから
スペインではそれでいいのでしょうけれど。
私達も、大してお洒落してたわけでもないし(笑)
勿論、ちゃんとした恰好の方も同じくらいいました
( つまり半分は、ビーチから直行した感じでした(笑) )
それから、コンサートの最中
1楽章終わるごとに盛大な拍手を送っていて
中には、曲が終わってないのに、ちょっとした間があると拍手が沸いて
ちょっと耳障りだった
奏者達は苦笑い。さすがに途中から指揮者が 「 シーっ! 」 としていました
コンサート、楽しかったです
天井のステンドグラスを始め、美しい装飾を眺めながら
ステキな音楽に浸って、なんとも心地よかった
弦楽器の音が、籠っているように聴こえました
あれは、楽器のせいかな?それともホール内が
陶磁器類やガラスで覆われた面積が多いからでしょうか
ホールは、音響を考えて作られた、と言われていますが
それでも、現在のコンサートホールの音響に比べたら
そりゃ歴然とした差でしょうね
コンサート、いいですよ。お勧めです
楽しかったねぇ!
余談)
コンサートが終わって21時
ギフトショップは閉まっていました。えっ?
コンサート後のお客さんが寄れるように開けておくのが普通よね?
あ、間違えた。日本なら普通よね?
スペイン人の言い分としては
「 19時になったからもう仕事は終わりなのよ 」
お客さんのことなんか考えてないと思われます
ホント、商売っ気がないよね~