20110120_【Malaga独り旅】1日目_04(ピカソ生家からカテドラル)
次に行ったのは、ピカソの生家
ピカソはマラガで生まれ、10歳までココで過ごしたそうです
こんな建物の中にあります
最初見つからなかった
( 入り口で読書している女の子が様になっていました )
入場料: 「 2ユーロです」
あれ?ガイドブックには1ユーロって書いてあったけど、値上がりしたのかな?
10ユーロを出すと、「 お釣りがないからどこかで崩して来て 」 と言われる
え?お釣り、ないの?10ユーロなのに?
100ユーロ、50ユーロ出してるんじゃないんだからさ!
しかも観光客が来るの分かっているんだから、お釣りくらい用意しておいてよ!
と、心の中で叫びつつ、間の前のバールでカフェ・コン・レチェを飲んで
お金を崩しました
そこのバールのおじさん、髭もじゃで雰囲気があるおじさん
私が一人で可哀そうと思ったのか、話しかけてくれました
「 そうか。バルセロナから一人で来たのか。
そうかそうか。今スペイン語勉強してるのか 」
と、一見怖そうだけど、実はとても優しい笑顔。ほっ
そしたら、恐らく常連のおじさんも参戦して来て
自分のデザートのミカンをくれたりして ( いらないよ。おじさん食べて )
心和やかな時間になりました
コーヒー一杯で、「 どうもアリガトな。また寄れよな 」 と言ってくれました
マラガ。優しい人達ばかり
さて、生家見学に戻ります
2ユーロ渡して
音声ガイドを渡されました
・・・終わって気付いたんだけど、1ユーロは音声ガイド分だった
要らなかったんですけど。。。
もう最初から、選択の余地なく 「 2ユーロ 」 って言うものだから
コレって、、、ちょっとした、、、
まぁ、いいさ。気付かなかった私もいけない
バールのおじさんに免じて何も言うまい
部屋に入るまでは撮影OKということで
1881年10月25日誕生
部屋に向かう階段には、ピカソの子供の頃や家族写真がありました
部屋の中には
ピカソの小さい頃の写真、洗礼式の時の衣装 ( 可愛らしかった )
ピカソの作品が展示されていました
小規模でしたがなかなかよかったです
生家を出ると
目の前は、メルセ―広場
昔ピカソが遊んでいたんだって
今も昔も鳩がたくさん。時代を経ても変わらないんだね
それで、ピカソの作品には鳩が多いし
この広場を懐かしんで、娘に 『 Paloma 』 (鳩) と名付けたんだそう
緑が多くて、美しい広場でした
小さな豆電球が木々についていたので、夜はまた華やかになるのでしょうね
広場の前にはバールが
気持ちよさそうでした
私も時間があれば一服してみたかった
バス乗り場まで、中心地を抜けます
少し行くと
カテドラルが見えてきた!
正面に回って
美しいですね!
ココは時間があったら明後日来ましょう
カテドラルの前で
花を無理やり押し付けて来る女性がいました。よくある手口です
すごくしつこくて、振り払うのが大変でした
受け取ったら最後、お金を払うまでずっとついてくるだろうから
洋服に押し込まれそうになったけど、頑張って拒否しました
私のすぐ後に、アメリカ人のご婦人が2人
いかにも、人がよさそう
花売り ( 正当に売ってないけど ) の女性は、私からそっちにスイッチ
「 マラガへようこそ 」 と言って、いかにも、ハワイのレイのように渡すものだから
ご婦人たちは素直に受け取りました。受け取っちゃった!
そしたら
花売り女性は、掌を返したように、激しくお金をせびりだした
他からもう一人、花売り仲間が現れて
2人対2人、ちょっと怖いくらいに執拗に、激しく、行く手を阻むように
( おお怖い。さて、どうなる?どうする?ご婦人たち )
日本人なら確実に払っちゃうよね
そしたら、ご婦人たち
受け取った花を、彼女達の耳元と胸元に刺してあげて
「 うん、この位置でキマッテルネ 」 と確認した途端、走って逃げて行っちゃった
呆然とする花売りの女性たち
それがなかなか似合っていて
ご婦人たち、お見事!洒落てるなと感心
ようやくバス乗り場付近まで戻ってきました
お昼を食べていないことに気付きました
バスに1時間ちょっと乗るし、ボカディーリョが食べたいな
バールを見つけて、おじさんに、生ハムのボカをお願い
おじさん : 「 パンは温める? 」
温める?
生ハムのボカで?
と思ったけど、見たら美味しくなさそうなパンだった ( すみません )
なので、ちょっと焼いてもらうことに
続けておじさん : 「 パンにはオリーブオイルをつける?それともバター? 」
バター?
そうなの?アンダルシアってそうなの?
パン・コン・トマテは確かカタルーニャのものだったと思うけど
生ハムにバターねぇ・・・美味しいかもしれないけど、やっぱりオリーブオイルで
一生懸命生ハムを手切りしているおじさん
生ハムたくさん乗せてくれました
小さなフランスパンくらいある、すごく大きなボカディーリョ
「 はい。2.5ユーロ 」
安い!
私 : 「 超安い!しかも生ハムたくさん 」 と言うと
おじさんは嬉しそうに、「 そうだろう?そうだろう?いいだろう? 」 と言って
さらに生ハムを追加してくれました
本当に大きなボカディーリョ
で、
本当に私は、自分自身でヒドイ人間だと思いますが
正直に言ってしまうと
美味しくなかったのです
生ハム美味しくないし、分厚いし
『 美味しくないのにカロリー高め 』 という最悪パターン
しかもパンは美味しくないし、オイルはかかりすぎで
そういう時に限って、メチャでかいボカディーリョ
( ああ私って、本当にイヤなやつですね )
でももちろん、完食しましたよ
おじさんの優しさに感謝して
この後バスに乗って、ネルハに向かいました
< つづく >