20100415_NHK「無縁社会」
ご覧になった方も多いと思います
NHKで放送された『無縁社会』
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html
ここ数年「身元不明の自殺と見られる死者」や「行き倒れ死」など国の統計上ではカテゴライズされない「新たな死」が急増していることがわかってきた。なぜ誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなっていく人が増えているのか。
「無縁社会」はかつて日本社会を紡いできた「地縁」「血縁」といった地域や家族・親類との絆を失っていったのに加え、終身雇用が壊れ、会社との絆であった「社縁」までが失われたことによって生み出されていた。
(上記HPより)
私は番組を観て、そんな世の中になっていることを初めて知りました
反響は大きかったようです
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/list/100403.html
特に30代40代の反響が多く、
自分の将来を不安に思うといったネット書き込みが多かったそうです
自分と同年代の人が、将来に不安を持ったということに、私はショックを受けました
私は、語弊があるかも知れませんが、”無縁になる”ということでの自分の将来を案じる気持ちはありません
”友”と言うたしかな絆があるので、毎日心穏やかに暮らしてゆけます
少子化や未婚の方も増え、血縁者がさらに少ない社会になる可能性はあり、
さらになるほど、地縁や社縁も失われつつあるのかと悲しく淋しい気持ちになりますが、
でも、
そんな時代にこそ、
一生の友を持つことは必要だと考えます
私は友達に、どんなに救われたか、支えられたか、分かりません
親友たちとともに年を重ねてゆけることは、
人生に、大きな充実感をもたらしてくれますし、
年をとることの不安を、楽しさに変えてくれます
支えるだけでなく、支えられるだけでなく、”支えあう”
そんな仲間は素晴らしい
みんなにとても感謝しています
仮に縦のつながりが希薄になってしまっても
友という横のつながりでしっかりとスクラムを組めたら大丈夫だと思うのです
生涯の友となる人に、多くの人が出会えたらいいのになと強く思います
そうすれば世の中が、きっと、もっとよくなるはず
『無縁社会』なんていう悲しい言葉が世の中からなくなりますように