20100208_時間の使い方
帰国して、脳ミソの霞が晴れたこともあり、ぼーっとしながら色々考える毎日
テーマに 『思うこと』 を追加して、ホワホワした頭の中を書いてみることにしました
* * * * * * *
日本人は真面目で一生懸命
仕事に、その他に、たくさんの時間をかける
私も、得意技でした
不安になると、やたらと時間をかける行為
部活で自主練をしたり、仕事を週末持ち帰ったり、
『時間をかける』
↓
『質が上がる』
↓
『よいこと』
と信じて疑わなかった
だけど、どうも、
そうじゃないんじゃないかと思い始めて数年
そう思いつつも仕事では、しみ付いたやり方を崩す勇気がなかったのです
改めて考えるきっかけとなったのは、スペイン。
多くの点で、日本人にとってスペインのクオリティは「?」と感じることしばしば
けれど、
それは、果たして
悪いこと?
人生を謳歌している彼らの姿を見たら、
日本人が細部にこだわり過ぎている個所もあるのではないかと思うのです
スペイン人は、小さいことにこだわらず、小さいことにイライラしない人が多いように思います
それをそばで見ていると、
よりよい質 = よりよいこと
とも言えないのではないか、と改めて考えるようになりました
スペインサッカー
(夫のクラブを見ただけで話すのですが、)
ユース以下の練習時間は1週間で4.5時間
それで、週末リーグ戦を戦います
1回の練習はMax1.5時間、選手も監督も集中して、練習メニューは充実しています
選手は自主練はしません
そして、サッカーはかなり上手なのです
時間をかけて成長すること、努力して壁を乗り越えること、そうして質を高めること、
それは素晴らしいこと
そして他方、
誤解を恐れず言うと、
微々たる質を向上するために莫大な時間をかけることは、どれほどの価値があるのかと思います(ある程度の質が担保された上での話として)
また、容量はよりコンパクトに、中身を充実させる工夫も必要ではないかと思います
時代に乗せられて私も考えるようになった、オーバークオリティ、時間のマネジメント
日常生活においても見直すポイントはあるなぁと考える今日この頃です
見直すことの質を高めることは意味がないんだよと、自分に言いきかせながら・・・