月曜日の続きとZ4 | Anglershighごめのブログ

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サクラマスジギングを始めた当初は1本釣れれば安堵して満足するような感じでしたが、ここ数年の下北のサクラマスジギングでは片手(5本)では釣れないイメージで10本で何とか少しは釣れたかな?ってイメージに変わってきています。

サクラマスの釣り方がアングラー全体に浸透しタックルも進化した現在では、より多くのサクラマスがキャッチ出来るようになってきました。

4/7に普通に釣れていた下北界隈のサクラマスは一夜にして大きく動いて尻屋崎沖から居なくなっていました。

4/8 他船よりも若干早目に港を出た船は前日の良かったエリアに入ったと思います(この時点で自分がどこに居るか?全く変わらずヤマセで視界不良)

何度か?流し返すも船中に鱒が上がりません。

徐々に尻屋崎の延長線上に船を沖出ししながら鱒を探しますがやはりバイトが遠い。

水深80m

60mからサーチし初めて、どうやら鱒はボトムに居るようだと分かるまで結構な時間を費やしました。

それでも簡単には鱒のバイトは得られるものではありませんでした。

私は右舷トモ、隣には今回誘ってくれた岩手の熊谷君とその友人、左舷ミヨシ1番には今をときめくZ4使いのキムちゃんが乗船。

この熊谷君とキムちゃん、釣りの経験値も高くなぜ釣れるのか?常によく考えている釣り上手い方々。特に熊谷君は釣りの情報に鋭い反応を示し様々なジグを自分の釣りに取り入れ使い熟してます。

「あのジグで爆釣だった」「このカラーよく釣れてた」とか?多くのアングラーがジグの謳い文句や釣れた情報に釣られて商品を購入しますが、そのジグを使いこなして釣果を出しているか?と言えば、そんなに甘いものではないのは多くのアングラーが経験済みな事だと思います(^^)

他のアングラーが釣れるのを見て真似して購入したけど使いこなせてないジグがボックスの中に少なからずあるものでしょう?

その点、熊谷君は情報収集と他のアングラーの観察などジグの扱い方を考え実践に結びつけて実釣し結果を出しているのでここぞ!って時に自信を持ってジグを投入できる男です。

ここからはZ4絡みの話。

その熊谷君、キムちゃんから以前、釣れるからとZ4150gを貰ったまま使わずにボックスに入れっぱなしだったそうです。

まあ、彼のことだから他のジグでいくらでもサクラマスは釣れるだろうから、使い慣れないジグをあえて使うこともなくそのまま入れっぱなしだったようですが、今シーズンのZ4の下北での釣れっぷりを知るにつけ、私にZ4のアクションはどんなの?と聞いてきた(^^)

この前のブログにも書いた通り、CBONEのZ4のアクションのキモはテールを持ち上げてクルッとヒラを打つ動きとそれに伴って急激にストールして止まること。

そのままストンッとフォールに移行してテンポよくジャーク出来る事、実際にジグを手にとってこんな感じに動くと説明。多分このアクションがサクラマスに効いているし、水を強く撹拌して集魚力も強いのだろうと説明。

更にこのアクションを出すにはロッドは強いものでやる事がオススメだと解説させていただいた。

そういった釣りのニュアンス的なことは分からないアングラーには伝わりにくい事ですが、熊谷君はその辺は何でもよく吸収出来るアングラーなので全く心配する必要がありません。

Z4って見た目から多くのアングラーが引きが軽くて使い易いと言うけれど、私の見解も最初はそうでしたが今は違います。軽く引けるのはZ4のケツを振るパニックアクションが出せてないときなのでジャークの後半でロッドティップにグッと重みが伝わる時がアクションが出ているとき何ですね。

キムちゃんが「Z4は進化版のPボーイです!」と言った言葉がなるほど上手い事言う!と納得した次第。

確かにあの破綻したアクションはPボーイと瓜二つ乗り動き、尚且つこうしたアクションが出るようにジャークすると大概のジグは針エビを起こします。特に港でジグの動きを確認すると浅いのでトラブル多くなりますが、PボーイとZ4だけはあのアクションが出るように激しくジャークしても針エビにならない!

どうもその辺の絶妙なバランスやボディの形状が活きているんでしょう。

果たして?CBONEの開発担当がこのアクションを活かして商品化しようとしたのか?私はわかりませんがこの現代版Pボーイはサクラマスジギングでは絶対的によく釣れてます。

4/8の釣行に戻ります。

ちょい深場の深いレンジに鱒が居るのがわかったがこのサクラマスたちはなかなかジグに反応しにくい魚でした。

そこで熊谷君、キムちゃんがZ4で釣れたのを聞いて、自身Z4を初投入。

船中でも閑古鳥が泣く中でポツリポツリと確実に鱒を拾う。

終わってみれば激渋な今釣行でトータル7本。

サイズは出なかったがこの状況で7本は大したもんです。

隣で俺は熊谷君の引き立て役で丸坊主(笑)

鱒のバイトは数回ありましたが即バレ、掛けれずでサクラマスを手中にする事はできませんでした。

Z4使いのキムちゃんは5本、船中30本ですから、他の野牛船団が釣れずに早上がりする中にあって大きく健闘したと思います(^^)

しかしZ4釣れるなあ!

折戸さんにもらったZ4にいたずら書きして使うんじゃなかったな(笑)


こうした巷で釣れるジグの情報はたくさんありますが、なぜ釣れるのか?このジグのどんなアクションが効いてるのか?動画や実際に港でジグをぶら下げて確認してみるのは頭の中でジグアクションのイメージを作り上げる上でとても大切です。

これがないと宝の持ち腐れになってしまう事も多いですね。ジグはジグそのものが持つアクションとジャークの強弱、ロッド操作で変えることが出来るアクションがあります。その辺を強く理解してそのジグの特性を上手く活かす事が使いこなすコツだと思いますね。