2008年5月14日(水)ロミオとジュリエット
先日僕は「ロミオとジュリエット」を作曲しました。
凄くロマンティックな作品に仕上がりまして、早速今月末の5周年記念公演で初演する事に決めましたよん![]()
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正式タイトルは・・・
バラード第9番「ロミオとジュリエット」ト短調 です。
楽曲解説を下記に記載させて頂きますので皆様楽しみにしていてくださいね![]()
左手がロミオ。右手がジュリエットという設定。両手は離れ離れに低音と高音で奏で合う。決して両手が近付き、また両手が合わさる事は許されない。なぜならば両家はモンタギュー家とキャピュレット家という因縁の家柄であるため。しかし二人の愛は深く、会いたくて仕方がない。遠く離れた両手は、愛を確かめ合い対話をし続ける。まるでオペラの二重奏のアリアを連想させる。
テノールとソプラノの甘く切ない、ドラマティックな掛け合いがしばらく続き、両手はどんどん距離が近まる。とうとう両手は重なり合い、その瞬間大事態が起こる。二人の密会が両家にバレてしまい、ロミオは死の危機に迫る。音楽は凄まじくスリリングな展開を見せてゆくが、二人は楽曲中最大のドラマティックな域に達するが、最大の悲劇が訪れる。ロミオは死に、ジュリエットはその後を追い、二人は死を迎える。寄り添いながら、やっとひとつになる二人。両手は常に重なり合い、手を握り締め合いながら天界へと静かに昇ってゆく。音が止んでも両手は重なり合ったまま、二人は永遠に結ばれ、物語は終結する。