【9/7のオリックス】決め球が甘く・・・ | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

9月7日(土)

 対ファイターズ22回戦(エスコン)

F 5-1 B

敗)曽谷 6勝10敗

本)頓宮 7号ソロ

 

 力が入りすぎ、コントロールが乱れる・・・。

 

 先発曽谷、球持ちが悪く抜け玉が急に増える。初回はあっさりと三者凡退も、2回裏は1死から5番マルティネスに初ヒットとエンドランで2死2塁から、7番万波にカットボールがインコースよりに入ったところを左中間に運ばれるタイムリーツーベースで1点を先制されるも、まだ自分のペースを守っていた。しかし3回裏から抜けた球が目立ち出す。この回はエラーとフォアボールで2死1・2塁ののピンチで4番レイエスをどうにかショートゴロで切り抜けるが、4回裏は先頭5番マルティネスに外のスライダーが抜けてフォアボール。送りバントで2死2塁から、8番伏見を追い込みながらもカットボールをインコースに投げきれずに、レフトオーバーのタイムリーツーベースを打たれて1点追加。5回裏も先頭2番松本剛に球が高めに浮いてフォアボールを与えると、続く3番清宮に三遊間への内野安打で1・2塁。4番レイエスのセンターフライで1死1・3塁となり、5番マルティネス。インコースストレートで0-2と追い込みながら、同じインコースを狙ったストレートがシュート回転して甘く入り、レフトスタンド上段に飛び込む3ランホームランで一気に突き放された。その後2死から7番万波のライト線へのフライを、ファースト太田とセカンド大里がお見合いしてヒットとされたところで降板。4回2/3を104球6安打3四球3奪三振5失点と、前回までの我慢の投球ができず。

 

 打線は相変わらずチャンスを活かせない。ファイターズ先発加藤貴に対し、先頭廣岡がセンター前ヒットで出塁するも、3番大里が送りバントを決められず結局空振り三振。2死後廣岡の盗塁が決まるも、4番西川はショートゴロに倒れて先制ならず。2回以降は早いカウントでの打撃が続き、序盤球数がかさみ気味だった加藤貴を助ける形になる。6回表に1死から1番廣岡、2番代打セデーニョの連続ヒットで1・2塁と反撃のチャンスを作るも、続く3番太田がフォークに泳いで遊ゴロ併殺打に倒れて無得点。7回表、2死から6番頓宮が初球フォークをライトスタンドに運ぶホームランを放つも焼け石に水。8回表は2番手池田から1死後1番廣岡、2死後3番太田がフォアボールを選んで1・2塁とするも、4番西川がスライダーをミスショットしてキャッチャーファウルフライ。9回表は更にチャンスで、3番手杉浦から先頭5番杉本がライト前ヒット、6番頓宮がフォアボール、2死後9番代打来田がライト前ヒットで満塁として、好調な1番廣岡に期待がかかるも、フルカウントから外いっぱいのカットボールに手が出ず見逃し三振に倒れて完敗・・・。

 

 曽谷については、序盤からやや力が入りすぎていたように見え、浅い回から球が抜けるようになってしまった。4回から先頭フォアボールを出していたところからして、本当に勝負するなら4回途中で少なくともマウンドに集まって輝を入れ直す、または早め継投であったであろう。しかしそこを敢えて続投させたのは、やはり簡単にマウンドを譲る投手にしたくないからというベンチの思惑が見えた。これまで勝ちに恵まれない中でも試合を作ってきたことからして、簡単に信頼度を落とすことはないであろう。それよりも問題はやはり攻撃。初回の送りバントを決められない点を観ても、細かいプレイがチーム全体としてうまく行っていないようであろう。今シーズンオフからはバントや走塁をきっちり見直してほしいところ。また大里や横山聖はじめ若手は、守備力向上も目標に掲げてオフを過ごしてほしい。またここからチーム再構築である・・・。

 

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