【7/12のオリックス】凡ミスが命取り・・・ | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

7月12日(金)
 対マリーンズ11回戦(ZOZO)

M 1-0 B

敗)曽谷 5勝4敗

 

 再三攻めて無得点が続く試合は、得てして・・・。

 

 先発曽谷、安定した投球で投手としての信頼度は上がる。毎回ランナーは出すも力あるストレートに変化球の曲がり具合もよく連打は許さない。しかし4日位裏に思わぬ形で失点。2死から6番中村奨の正面のライナーをレフト西川が落球してセカンドまで進めると、続く7番髙部はファーストゴロもファースト頓宮がベースに向かわず曽谷のベースカバーを待ってトスしたため間一髪内野安打に。さらにその間に2塁ランナー中村奨を生還させてしまった。それでも100球の壁はクリアして7回途中まで続投。6回2/3を106球5安打2四球6奪三振失点1(自責0)と今回も先発として結果を残す。

 

 一方打線は再三チャンスをつくるもホームが遠く。マリーンズ先発小島に対し初回1死から2番太田がセンター前ヒットで出塁するも、続く3番西川の場面でエンドランが空振りして太田が盗塁死、その後西川がセンター前ヒットとチグハグさが早くも顔を出す。2回表は1死から6番頓宮レフト前ヒット、7番杉本デッドボール、8番大城がライト前ヒットで満塁先制のチャンスを作るも、9番若月がフォークボールに空振り三振、1番福田が高めストレートに押されてショートゴロで得点ならず。0-1で迎えた6回表は3番西川、4番森連続ヒットで無死1・2塁。5番紅林の場面でバントも考えられるも、バントの気配もなくインコースストレートに空振り三振。2死から7番杉本がフォアボールを選んで満塁とするも、8番途中出場の大里が低めストレートに手を出さず見逃し三振に終わる。

 それでも9回表は3番手益田から先頭6番頓宮がライト前ヒットで出塁。7番杉本が引っ掛けたボール球スライダーに手を出し空振り三振もワイルドピッチとなり1塁ランナー代走渡部が3進と同点のチャンスを作る。代打宗がフォー亜ボールを選んでチャンス拡大も、続いて出てきた代打セデーニョが外に外れるスライダーに連続して手を出し空振り三振。最後は1番福田、高めストレートに浅いライトフライで1点が遠く・・・。

 

 見応えのある投手戦であったが、つまらない落球からの失点で敗戦ということで忸怩たる想いしか残らず。西川の落球は問題外。髙部のファーストゴロについては、ファースト頓宮が取ってからの判断が全くできていなかった上、曽谷もベースカバーが一瞬遅かった。ここは頓宮がファーストに駆け込み、仮にセーフでもランナーをケアすべき場面であった。一方攻撃は、再三のチャンスで無得点。6回表の紅林の場面は、中盤ということもあり送りバントでチャンスを拡げて生きたところ。小島がピンチでの特に右打者へのインコースストレートが効いていたのでそう簡単に打ち返せる場面ではなかった。また最終回、落ちる球を持つ益田に合いそうにないセデーニョを代打に出したのも悪手。ここは小田など小技の効く打者でバッテリーに考えさせるべきではなかったか。とにかくなぜかマリーンズ戦では、攻撃にいやらしさが出ない。先日のホークス戦のような戦術を取って欲しかった。対戦成績の悪化をこれ以上進めたくはない・・・。

 

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