【7/9のオリックス】相手打線に仕事をさせず! | 勇者の魂は西北に眠る

勇者の魂は西北に眠る

今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

7月9日(火)
 対ホークス11回戦(京セラ)

B 3-0 H

勝)田嶋 4勝3敗

S)マチャド 2勝2敗15S

 

 進化を見せて、堂々と投げる!

 

 打線は少ないチャンスをモノにする。苦手なホークス先発有原に対し、初回1死からスタメン復帰の2番太田が詰まりながらライト前に落とすと、続く3番西川の場面で太田がエンドランでの盗塁成功。西川のライトフライで2死3塁とすると、4番森のツーシームを捕らえた当たりはショート今宮を強襲するタイムリーヒットとなり1点を先制する。3回裏は2死から3番西川がスライダーを打ちライトオーバーのツーベースで出塁すると。続く4番森は1・2塁間への深いゴロ。セカンド廣瀨が廻り込むも1塁へ悪送球。その間に2塁ランナー西川が、ガラ空きだった本塁へ好走塁を見せ1点を追加。6回裏には先頭4番森がもう少しでホームランとなる右中間フェンス直撃のツーベースヒット、続く5番紅林の右打ちがライト前ヒットとなり1・3塁。6番宗のショートへの痛烈なゴロの間に3塁ランナー森が生還して3点差とする。

 

 先発田嶋、スライダーでコーナーを狙う投球でなく、強いストレートを中心に組み立てて押し込む投球。時に今まで見たことないワインドアップモーションを取り込んだりして、ホークス打線を散発に抑える。2回表は2死から6番中村晃にツーベースを許すも7番川村をスライダーで空振り三振。3回表は1死から9番廣瀨にレフト線へのツーベースを許すも、1番周東をピッチャーゴロ、2番今宮をキャッチャーファウルフライと高めカットボールで料理する。最大の見せ場は4回表、先頭3番栗原にフォアボールを与え初めての先頭打者を出すも、続く4番山川にカーブを打たせてサードゴロ併殺打の取る。さらに5番近藤を外角ストレートで見逃し三振。5回表も先頭6番中村晃ヒットとワイルドピッチで無死2塁と最大の失点ピンチを迎えるが、7番川村をカットボールで空振り三振、8番甲斐はライト線への浅いフライ、9番廣瀨はファーストファウルフライとインコースへの強いストレートで打ち取り得点を許さず。8回もマウンドに上がるも、先頭に代打正木が出てきたところで交代。7回95球3安打1四球4奪三振。内容素晴らしく続投でも良いような気がしたが、後を受けたペルドモ、マチャドが役目を果たして完封リレーとなった。

 

 田嶋が時折使うワインドアップで、球威が強くなったように見える。追い込んでも変化球を粘られて苦しくなる投球が多かったが、今日は若月のリードの方針か押し込む投球が多く見られた。特に得点源の上位打線に対しては無安打と全く仕事をさせなかったのが大きい。打線では、有原を苦にしない森が活躍。タイムリーに大きな当たり、そして宗のショートゴロの判断も早く、本塁に一歩先に向かったことで貴重な追加点を上げた。投打が噛み合って難敵を攻略した好ゲームであった。

 

 よろしければクリックお願いしますm(__)m

にほんブログ村 野球ブログ オリックスバファローズへ