【6/16のオリックス】継投で、流れ崩れる・・・ | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

6月16日(日)
 対スワローズ3回戦(京セラ)

B 4-5 S

敗)マチャド 2勝2敗7S

 

 無被安打のまま立ち直った先発を先に降板させた結果・・・。

 

 2ヶ月ぶりの登板となった先発山下、初回こそ乱れるもその後は圧巻のピッチングが蘇る。初回先頭西川にフォアボールを与えると、2番丸山和への初球カーブで走られ、かつワイルドピッチとなり3進される。その丸山和にしっかりセカンドゴロを転がされて1点を失う。しかしその後はカーブのコントロールも戻り、最速160kmのストレートと相まって三振に山を築く本来の山下が戻る。5回まで投げて82球無安打2四球9奪三振1失点とノーヒットワンランペース。

 

 打線は好調もキープしてあっさりと逆転。スワローズ先発ヤフーレに対し2回裏、先頭4番西川が高めナックルカーブをレフト前に運んで出塁すると、1死から大阪桐蔭高校吹奏楽部の演奏の中、先輩の6番森が左中間を深々と破るタイムリーツーベースで同点に追いつく。5回裏は1死から1番茶野がファーストゴロもベースカバーがなく内野安打とすると、続く2番西野がセンター前ヒットで無死1・2塁とする。3番太田が甘いナックルカーブをレフト左に運ぶタイムリーツーベースで勝ち越し、4番西川が申告敬遠で満塁とすると、5番紅林がチェンジアップをセンター前に打ち返してタイムリー。更に満塁のチャンスであったが、6番森が三球三振、7番宗がセカンドゴロに倒れて2点どまり。

 

 山下が5回で降板し、6回表は2番手に佐藤が登板。しかし先頭9番武岡、1番西川が連続ヒット、2番丸山和が送って1死2・3塁。3番長岡はショートゴロで3塁ランナーを封殺も、4番村上にストレートを流し打たれレフト前タイムリーで1点を失う。それでもその直後の6回裏、2番手小澤から先頭8番小田、送りバントを挟んで1番茶野がヒット、2番西野がフォアボールで1死満塁と再びチャンス。3番太田の当たりは1・2塁感を抜けそうな当たりも、ファーストオスナのダイビングキャッチで1点追加止まり。その後2・3塁とするも4番西川が3番手山本のスライダーに当てただけのバッティングに終わる。

 

 4-2で7回表は本田、8回表は山田と投入順を見極めて継投し、9回表は満を持してマチャドを投入。しかし1死後5番サンタナにレフト前ヒットを許すと、代走赤羽盗塁と6番オスナの三塁線への内野安打で1死1・2塁。続く7番不調の山田が詰まったライト前へのタイムリーヒット。さらにライト茶野の無理なバックホーム送球でカットマンのファースト太田が送球を大きく弾いたのが痛く1・3塁。続く代打青木の当たりはショート紅林が飛びつくもセカンドアウトにするのが精一杯で同点に。そして青木や安安と盗塁を決めた後、9番武岡にライト線へのタイムリーツーベースで勝ち越される。その裏は代打杉本含むクリーンナップが3人で打ち取られ、勝てた試合を落とす・・・。

 

 今日は、無被安打の山下をスワローズ側より先に交代させたところが大きなミスであった。山下の体調面の問題、リリーフ陣を投入できる余裕もあったからであろうが、スワローズ打線は打球がまともに前に打ち返すことができた打者は皆無であった。なので、初ヒットが出るか、四死球が連続したときまで継投してイニングを稼ぐべきであった。本来の力を取り戻した山下の後を受ける投手は、佐藤でなくてもどうしても捕まってしまうであろうことは想定しないといけない。仮に出す場合は比嘉のようなベテランで行きたかったが、不在では如何ともしがたく。そして今日も守備の差。6回裏の太田の当たりがライト前に抜けていれば、さすがに試合の大勢は決まっていたであろう。また最終回の中継ミスがなければ、1点差でかわし切れたと見る。マチャドが盗塁されやすいのは治せないだろうが、もう少しランナーに意識は持って欲しかった。ランナーの動きを読んでの若月からの牽制も入れたかったが、勝ちを急ぎすぎての敗戦である・・・。

 

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