【6/14のオリックス】悲運のイニングイーター・・・ | 勇者の魂は西北に眠る

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今はなき阪急ブレーブスと西宮球場を懐かしみつつ、後継球団オリックスバファローズを応援するブログ

6月14日(金)
 対スワローズ1回戦(京セラ)

B 3-5 S

敗)カスティーヨ 1勝3敗

本)杉本1号ソロ

 

 リリーフが疲労気味の今、貴重な存在なのだが・・・。

 

 先発カスティーヨ、守備の僅かのほころびに躓く。初回先頭西川のファーストゴロでファースト太田のトスを自ら捕球できずに出塁させる。2死2塁から4番村上の当たりは1塁寄りシフトを引いていたセカンド西野の左を抜ける当たりのタイムリーヒットで1点を先制される。3回表は先頭9番武岡、1死から2番丸山和のヒットで1・3塁。3番長岡の当たりはセカンドゴロも、セカンド西野が1塁ランナーを気にした分2類への送球が遅れて併殺とならず3塁ランナーが生還。4番村上にはフォアボールを与え1・2塁とすうと、5番サンタナの当たりはライトへの大飛球。これをライト来田が追いつくも、フェンスに背中を打った反動で落球し、2点タイムリーツーベースでこの回3点を失う。6回表も先頭4番村上、5番サンタナ連続ヒットなどで1死1・3塁とし、7番オスナがライトフライ。ここはライト来田が好返球を見せて3塁ランナー生還を許さず。球数はすでに110球も志願の7回続投。3人で抑えて降板し、124球6安打1四球4奪三振で4失点。粘りを見せた投球であった。

 

 一方打線は再三チャンスを作るも後一本が出ず後手に回る。怪我から復帰のスワローズ奥川に対して2回裏先頭5番紅林がライト前ヒットで出塁するも続く6番宗が初球をピッチャーゴロ併殺打。続く7番杉本が内野安打、8番西野がライト前ヒットも9番若月が空振り三振と、ヒット3本で無得点。3回裏は1死から2番来田、3番太田連続ヒットも、4番西川が空振り三振、5番紅林もライトファウルフライで続かず。得点したのはその次の4回裏。1死から7番杉本がシュート気味のストレートを捕らえ、今シーズン初ホームランとなり1-4と1点を返す。そのまま迎えた7回裏、3番手石山から先頭8番西野がヒットを放つと、1死から代打森が右中間にタイムリーツーベース。さらに2死から3番太田がレフトオーバーのタイムリーツーベースで1点差に迫る。さらにチャンスが続いたが、4番西川はセカンドフライに倒れて追いつけず。

 

 8回表は2番手富山が四死球2つを与えて1死1・2塁となり交代。3番手に上がった井口、5番サンタナをストレートで見逃し三振、続く6番途中出場山崎も空振り三振に取り反撃チャンスを伺う。するとその裏、5番手木澤に対し5番紅林がレフト前ヒット、送りバントを挟み7番杉本がサードへの内野安打、さらに8番西野がうまくレフトへ運んで満塁とし一打逆転の場面となる。しかし9番若月は外のストレートに見逃し三振、続く代打頓宮はボール球のスライダーに手を出し空振り三振でチャンスを逃す。逆に9回表、4番手鈴木が先頭オスナにレフトスタンドへ運ばれて、勝負あり・・・。

 

 カスティーヨについては球数多く投げることができるが、序盤の失点が多く後手を踏む試合となる。ピンチを迎えても馬力を入れていないような感じを受ける。ただ今日の試合につては、守り方次第では無失点で抑え続けられた。初回のエラーは自らの責任も、村上のヒットコースは運無く。3回表の併殺崩れも西野の判断ミスであり、サンタナのタイムリーもライトの追い方次第では捕球出来たであろう。打線はヒットは多く出ており、決して機能していないわけではない。8回裏の杉本のサードへの当たりが抜けていれば同点であったが、サード村上に抑えられてランナーが進めなかったのが最後の勝負の分かれ目であった。気を落とす敗戦ではあるまい。

 

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