Ｂ ４－０ Ｔ
勝）エスピノーザ ５勝３敗
力投に、打線がやっと報いる！
打線はは中盤に奮起。タイガース先発大竹の緻密なコントロールと緩急の前に序盤は手玉に取られ、球数少なくアウトを重ねられる。４回裏も先頭１番中川が内野安打と送りバントで１死２塁も、３番太田のショートゴロでショート機並みの好判断で２塁ランナー中川が走塁死となる。２死１塁と代わりチャンスが潰れかけたように見えたが続く４番西川が臭い球をカットしたのが効いてフォアボールを選び１・２塁。５番紅林が甘く入った初球ストレートをレフト前に運んで１点先制。さらに６番セデーニョがフォアボールを選んで満塁とすると、７番宗がストレートを逆らわずに流し、ショートオーバーの２点タイムリーヒットとなってこの回３点を先制する。６回裏は１死から４番西川が好物の低めのボール球を拾ってセンター前ヒットで出塁すると、続く５番紅林がストレートを右中間へ運ぶタイムリーツーベースで１点を追加する。
この１ヶ月は味方の援護がなく力投しても報われなかったため調子を落としていた先発エスピノーザであったが、今日は力投。多彩な球種でタイガース打線に仕事をさせず。実に６回表１死までをパーフェクトに抑える。最初のとき荒れ玉故に出ていたフォアボールも出ること無いのはリズムを作れている証か。７回表も順調に２死まで進め完投も見えてきたが、４番近本のファーストゴロで、ファースト頓宮との連携が悪く、頓宮のトスがゆるくなったため内野安打となると、続く５番糸原にライト前に運ばれる。さらに６番渡邉にはフルカウントからのスライダーがボール判定されイラついたためここで降板。６回２／３を１１５球３安打１四球６奪三振と結果を残す。２番手で上がったのは冨山、７番佐藤輝との勝負を見事空振り三振に仕留め、失点を許さず。その後は本田・マチャドとつなぎ、完封リレーで７連勝。
援護なく黒星が積みかななっていたエスピノーザに、久しぶりの白星。キャッチャーのサインに執拗に首を振ったり、コントロールが乱れたりでかなりストレスのかかった時期が続いたが、ようやく報われる。これからも序盤のような快投が続くことを期待。打線はコントロールが乱れだした大竹の球を見極めての先制。西川が最高の決め球をカットできたところが揺さぶりになったように見えた。一方中川が４回の走塁で負傷。スライディング時にタッチをかわそうと足を変則的に動かしたのが原因か。福田に続いて正中堅手が不在となると、攻守で再び苦しくなりそう。代わりが出てくればよいのだが・・・。
