Ｇ １－４ Ｂ
勝）佐藤 １勝
Ｓ）マチャド ２勝１敗７Ｓ
連日のプロ初勝利！
打線は今日も４番が機能。ジャイアンツ先発菅野に対し１死から２番に入った来田が内野安打、３番太田フォアボールで１死１・２塁とすると、４番西川がストレートを右中間へ運ぶタイムリーツーベース。続く５番紅林がライトへ犠牲フライでこの回２点を先制する。３回表は１死から３番太田がセンター前ヒットで出塁すると、４番西川が今度はライト線へツーベース。スタートを切っていた太田生還して１点追加と順調に差を広げる。
先発は入団５年目にして支配下登録されたばかりの佐藤。ストレートの球速は１４０ｋｍ後半も、１９０ｃｍから投げ下ろす角度ある球でジャイアンツ打線に仕事させず。初回１死から２番ヘルナンデスにセンターオーバーのツーベースを許すも、３番吉川をファーストゴロ、４番岡本にはボール先行もセンターフライに打ち取る。３回裏は先頭８番泉口にフォアボールと送りバントで１死２塁とされるも、１番丸をフォークでセカンドゴロ、そして前田席ヒットを許した２番ヘルナンデスにはインコースストレートで見逃し三振に取り追撃させず。４回裏も先頭３番吉川にフォアボールと内野ゴロで１死２塁とするも、５番坂本をライトフライ、６番長野をフォークで空振り三振。５回まで投げ７３球１安打２四球３奪三振無失点と、昨日の齋藤同様の見事な仕事。
継投ももたつきを直ぐに修正。６回裏２番手に鈴木が登板するが、先頭１番丸にセンター前ヒットを許すと、１死から４番吉川、４番岡本にストライクが入らず満塁。ここで３番手で吉田に継投。５番坂本に犠牲フライで１点を失うも、続く６番長野をサードゴロに抑えて反撃を止める。直後の７回表は２番手船迫から先頭８番若月がレフト前ヒット、送りバントを挟んで１番中川がセンター前ヒットで１・３塁。続く２番来田が高いバウンドのセカンドゴロで若月が生還してすぐに３点差に広げる。その後リリーフは山田・本田・マチャドと繋いで今季初の同一カード３連勝、佐藤は初登板で初勝利となる。
ファームで最近先発の中心として咲くシーズンはファーム最多勝と実績を積み、ついに掴んだ支配下登録で即起用。先発の数が不足している中、齋藤に続いて新しい戦力が出てきた。何度もお辞儀する姿、そしてそれはスタンドで応援を続けていたご両親も同様。何度も周囲にお辞儀する姿が印象的であった。また今日も４番西川が躍動。４番に入ってからスイッチが入ったか。次カードからはおそらく森が再昇格。忠実の打線の組み方の工夫が求められるが、４番西川はしばらくそのままにしてほしいところである。
